TURISMO VELOCE 800試乗
昨年夏にデビューしたTURISMO VELOCE 800。
MVでツアラーバイク?って異色な感じがしたけど、顔は明らかにF3系の顔つきでMVであることを主張している。
テールランプはなんとなくパニガーレに似て、ん?なのだが、グラブバーとのバランスで新しさを感じる。
タンデムシート下の穴あきが、斬新なデザインとして受け止めるか、無駄な空間と思うかは自分次第(笑)。
ETC置場のスペースに欲しかったと思う人が沢山いそう。
跨るとリヴァーレとほぼ足つきは一緒。
ただハンドルを握って見える景色は全く違う。
22Lタンクは盛り上がり、合わせてハンドルポストも高い位置になる。
カウルとの間に鮮やかなカラー液晶メーターが、電脳装備のインフォメーションを表示する。
一連の操作を聞いたが、走りながらいじることにした。
アクセルのレスポンスが良く、軽い吹けあがりだ。
ノーマルは8000rpmがリミットだが、フルパワー化された車両は11000rpmまで回るらしい。
間違ってもそこまで回さないよ。
試乗コースは環八から第三京浜、横浜新道の往復。
環八のダラダラした走りでも、カッタルさはなくスムーズに走る。
第三京浜はある程度スピードを出したが、カウルの恩恵により風の抵抗は少ない。
可動するスクリーンを一番高くすると、風が巻き込んで風切り音がするが、許容範囲。
すごく楽チン。
アクセルをガーッと開けると、やっぱりF3エンジンのクォーンと言うサウンドが気持ち良い。
リアタイヤがワンサイズ太くなったおかげで安定感も感じられた。
復路では、なんとなく感覚がわかってきた。
シートの座り心地や、ハンドリングが快適でクセがないバイクだわ。
シートの収まりとハンドル高さに違和感を感じたが、最初だけで問題は無い。
ステップの位置が、少し後ろに下がってくれたら、ベストポジション。
ウィンカースイッチがホーンボタンの上になり、普通の位置で安心できた。
試乗したグレードはルッソだったので、フロントサスが電子制御で乗車人数や荷物の荷重によって変更できるが、試してみてその差はハッキリとはわからなかった。
ギアはクイックシフターで、アップダウンともノークラOK。
ハイパー以来の快適シフト。
ツーリングには間違いなくモッテコイなバイクです。
ヘッドライトもLEDだし、いじるところはほぼありません。
やっぱり乗ってしまうと、この快適さにメロメロですわ。
と、いう訳で、近々乗換えます。
リヴァーレは約一年しかもたなかったわ。
でも、6000kmは乗ったんだな。
次回、納車の巻か?
by kawawasp | 2016-02-21 22:20 | MV AGUSTA | Comments(5)
dukawaさんもインフルでしたか。ウチは自分は感染しませんでしたが、家族が次々と感染して自宅軟禁状態でした。
で、
え?
乗り換えるんですか???
それは、それで楽しみではありますが...
ツーリングには最強クラスなのは間違い無しですね。
パニアとかは標準でつくんですかね?
いずれにしても、次回お会いする時には新型戦闘機ですね。
そうなんです、乗り換えします。
あばたもえくぼと、許せる範囲を超えたのと、やはりツーリングメインの乗り方なので、競合車種がひしめくアドベンチャーツアラー的なカテゴリーからTURISMOVELOCEをチョイスしました。国産ならまさにヤマハトレーサーと真っ向勝負なんでしょうが、MVの社長たるもの全く眼中にないようで、私たちはプレミアムなバイクを売っている。そうだ(笑)。にしても、車格が一緒なら値段もあまり差をつけないでほしかったわ。なんて事があり熟成されたと思われるTURISMOVELOCEに決定しました。
で、カーボンパーツやらシートを売りに出しますが、何か欲しい物があれば優先的に安く譲りますよ。
また、春ツーリングでも行きましょう( ^ω^ )
ヴェローチェ間に合いますかね?お会いできるのを楽しみにしています。